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心のメモ#1、夏のあと少し迷ってた僕

  • 執筆者の写真: Marc
    Marc
  • 11月1日
  • 読了時間: 3分

やる気もお金も消えた夏 心のメモ#1、夏のあと少し迷ってた僕


この夏から十月の半ばまで、正直、ずっと調子が悪かった。仕事はしてたけど、それ以外のことがまったく続かなくて。本を読もう、筋トレしよう、ブログを書こう、何かを進めようって思っても、気づいたら外に出て飲んで、遊んで、夜が終わってた。


気がつけば三ヶ月、ブログも全然更新してなかった。なんか、自分にうんざりしてた。「やらなきゃ」って思うのに、身体が動かない。暑さのせいもあるけど、たぶん心もどこかで止まってた。


フランスでの家族も、慣れた生活も、あの頃の幸せも全部置いて、一人で日本に来たのに。何もしないまま時間だけが過ぎていく。それが一番つらかった

自転車で行った山梨県



慣れの中で


日本に来て一年ちょっと。最初の頃のワクワクはだんだん薄れてきた。一人で来たから、家族も友達もいないし、誰もぼくを励ましてくれない。良くも悪くも、成功も失敗もぼく自身の手にかかっている。それが自由であり、同時にむずかしい。やる気がある時はすぐ動けるけど、気持ちが落ちた時は、誰も引っ張ってくれない。全部、自分との戦いになる。


だけど不思議と、その孤独の中で見えてくるものもある。何もできなかった自分を責めるより、「今、ここからどう立て直すか」を考える方がずっと前向きだ。

渋谷


書くというリハビリ


だから、こうして書いてる。この「心のメモ」を。テーマなんていらない。ただ、感じたことを素直に言葉にする。それだけで、少し心が軽くなる。


ぼくにとってこれは、逃げじゃなくて「整理」だと思う。自分の中のモヤモヤを見える形にすることで、やっと一歩、外に出られる気がする。書くことはリハビリであり、救いでもある。



問題がないことの「問題」


最近思う。これって本当は「問題」なんかじゃない。健康だし、屋根もあって、毎日ちゃんと食べられる。生きるために戦う必要がない


でも、だからこそ動けなくなる。生き延びるためじゃなく、“自分を超えるため”に動くには、もっと深い理由が必要だ。モチベーションじゃ足りない。必要なのはビジョン。「こうなりたい」じゃなくて、「これを残したい」という想い

PSG対日本代表ハンドバール試合


信じるという選択


ぼくはこのブログを信じてる。たとえ今は何も変わらなくても、十年後、誰かがこの言葉を読んで少しでも前を向けたら、それで十分だと思う


未来はわからない。このブログがどうなるかも、ぼく自身がどうなるかも。でも、それでも信じたい。信じることそのものが、今のぼくを動かす力になるから


何も完璧じゃなくていい。立ち止まることも、迷うこともある。でも、それをそのまま言葉にできたら、もうそれだけで一歩前に進めた気がする。



心のメモ#1、夏のあと少し迷ってた僕 - Marc

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