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横浜で過ごした数ヶ月:理想的でモダンな都市の体験

  • 執筆者の写真: Marc
    Marc
  • 2024年7月2日
  • 読了時間: 10分

更新日:4月19日


イントロ


2020年から2022年にかけて、両親が2年間の契約でフランスから横浜に引っ越しました。この時期、コロナウイルスも発生し、僕はフランスで学校やレジャーがすべて閉鎖される状況にありました。


当時、両親の会社が飛行機代を出してくれるということで、フランスでは何もすることがなかったため、横浜にいる両親に会いに行くことを決めました


事前に知っておくべきことは2つあります


まず第一に、僕は横浜についてほとんど知らず、チェルシーのユニフォームにある「横浜タイヤ」のロゴしか知りませんでした

チェルシーのユニフォームにある「横浜タイヤ」のロゴ

有名なランドマークや赤レンガ倉庫なども全く知りませんでした。日本人やビジネスマンには知られているかもしれませんが、横浜は国際的にはあまり知られていないと思います


だからこそ、期待が高まり、たくさんの新しいことを発見するのが楽しみでした。


第二に、日本に長期間滞在するのは、2002年から2005年まで東京に住んでいた以来のことでした。


それ以来、日本には短期の休暇で訪れたことはありましたが、長期間住むのは15年ぶりのことでした。それについてもワクワクしていました


この期間は特別なものであり、今日はこの体験と感動を皆さんにお伝えしたくて、この記事を書きました。2年間で3回、合計約6ヶ月滞在し、本当にこの街に心を奪われました


この6ヶ月間で、横浜やその周辺地域を発見するだけでなく、日本国内の他の場所への旅行も楽しむことができました。


多くの素晴らしい思い出があり、横浜には永遠に感謝しています。ですので、どうぞこの記事をお楽しみください!


マップが表示されない場合は、ページを再読み込みしてください。


I. 初めての訪問:コロナ禍の真っ只中


前述の通り、コロナウイルスの真っ只中に日本に到着しました。


日本に到着すると、最初の3日間はホテルで、次の11日間は横浜に住んでいる両親のアパートで隔離されました。移動はすべて特別なコロナ対応のタクシーやバスを利用していました。


11日間厳しいウイルス対策プロトコルがあり、家にいなければなりませんでした


毎日、9時から18時30分の間にランダムに2回の電話チェックがあり、「どこにいるのか」「体調はどうか」といった確認が行われました。また、「COCOA」というアプリを使って通知が届き、位置情報を報告する必要がありました。


唯一の自由な時間は、朝9時前と18時30分以降でした。チェックは9時から18時30分の間に行われたため、それを避けて早朝に散歩に出かけることにしました。時差の影響で朝4時ごろに自然に目が覚め、この時間帯に横浜の美しさを発見し始めました


まず、山手の高台にあるイタリアやイギリス風の多くの欧風の家々を見つけました。これらの家々は自然に囲まれており、横浜の西洋文化の影響を感じることができました。特に多くの丘を登るのが楽しかったです。

イタリア風の欧風家
イタリア風の欧風家

次に、元町に向かい、そのエレガントなブティックやショップが立ち並ぶ通りを散策しました。

元町

最終的に横浜の有名なアジア地区である中華街にたどり着きました。

横浜の有名な中華街
横浜の有名な中華街

毎朝5時から8時の間に散歩していたので、街はほとんど無人でした。中華街をほとんど人がいない状態で発見するのは素晴らしい体験でした。自由に歩き回り、座って眺めを楽しむことができました。

中華街をほとんど人がいない状態

日本の良い点の一つは、朝早くから日が昇ることで、早起きにはぴったりです。


中華街の雰囲気が大好きで、その後すぐ隣にある山下公園にも足を運びました。冬の間は天気が良く、太陽の光を浴びながらの散歩は本当に幸せでした。公園はお気に入りの場所の一つで、特にその景色が大好きでした。

山下公園
山下公園

すぐ隣にガンダムファクトリーもあります。

ガンダムファクトリー

山下公園からは湾と高層ビルが見え、その方面へと少しずつさらに遠くへ足を伸ばしました。

高層ビル方面

そして最終的に、新港地区の赤レンガ倉庫やヌードルミュージアムにたどり着きました。ここは横浜の新しいエリアで、初めて "写真の横浜" を見た瞬間でした。


くじらのせなかから横浜を眺めながら、「これが横浜だ!」と実感し、ランドマークタワーなどのアイコニックなビルが並ぶ光景に感動しました。

くじらのせなか
くじらのせなか

フランスにはない景色で、東京しか知らなかった僕にとっては、新鮮で素晴らしい体験でした。

「これが横浜だ!」
「これが横浜だ!」

並行して、市内の中心部も探検し、桜木町、日本大通りのアメリカ風のビル群、関内、野毛、横浜開港記念会館、伊勢佐木町商店街などを散策しました。

野毛都橋商店街ビル
野毛都橋商店街ビル
横浜開港記念会館
横浜開港記念会館

この時期は、コロナウイルスの影響で人が少なかったため、静かで特別な時間を楽しむことができました。



お気に入りのスポットは以下の3つです:


港の見える丘公園 展望台
港の見える丘公園 展望台
みなとみらいのビル群
みなとみらいのビル群
汽車道プロムナードからの眺め
汽車道プロムナードからの眺め

この横浜経験は貴重なものでした。静寂と落ち着きの中で横浜という大都市を発見し、感動的なものでした!


加えて横浜では散歩がとても楽しいです。丘が多く、歩くのがとても心地よかったです。海や富士山の景色を楽しみながら、さまざまなルートを歩くことができ、とても魅力的な街です。



II. それ以来:


11日間の隔離が終わり、制限が緩和され、家族と一緒に散歩したり、さらに遠くに出かけたりしました。また、ついにレストラン、ミュージアム、コンビニ、公共交通機関利用、ショッピング、中華街の屋台などに行けるようになりました。


ちなみに初めてドン・キホーテに入った時のことをよく覚えています。フランスのスーパーマーケットとは全く異なり、店内は色とりどりの装飾や刺激的な音楽で満たされていて、とても印象的でした。

中華街の屋台
中華街の屋台

南側の観光客が少ない横浜も探索する自由ができました。新山下のドックや本牧市民公園、有料ですがお勧めの三渓園など、海や富士山の素晴らしい景色を楽しむことができました。中区の丘陵地帯を散歩することもよくありました。

三渓園
三渓園

自転車を借りて、横浜のビーチであるマリンパークまで行ったこともあります。

横浜のビーチ
横浜のビーチ

横須賀


さらに南へ向かうために電車を利用し、横須賀の海軍基地、カレー専門店、三笠公園などを訪れました。バスでさらに南下し、観音崎公園まで行き、美しい海の景色を楽しむこともありました。新鮮な空気を満喫しました

観音崎公園
観音崎公園

鎌倉


もちろん、すぐ近くには訪れるべき鎌倉があります。鎌倉には源氏山公園、小町通り、海とサーフィン、そして鶴岡八幡宮があります。心を落ち着けるために、自然が豊かで海と山に囲まれた鎌倉を何度も訪れました。


また、大船によく行き、ブックオフで素敵な掘り出し物を見つけました



東京


不思議なことに、僕は東京をあまり訪れませんでした。渋谷、秋葉原、新宿には数時間しか滞在していません。高尾山の登山をしたり、もう一日は浅草までフェリーに乗り、千葉市、必見のヨネックス東京ショールームなどにも立ち寄ったりしました (バドミントンのファンなので)。


東京にあまり興味がなかったわけではなく、神奈川県で過ごす時間をもっと増やしたかったからです。神奈川県にいる機会は限られているため、その場所をじっくりと探索し、存分に楽しみたいと思いました。



III. 神奈川県外での旅の思い出


合計で3回横浜に長期滞在し、合計約6ヶ月を過ごしました。その間、神奈川県外にも旅行しました。以下はその旅行の詳細です。



- 千葉への旅行


千葉への旅行はフェリーや車で移動し、主に山を楽しみました。特に印象的だったのは鋸山(のこぎりやま)で、ここには素晴らしい景色が広がっていました。鋸山は、石切場跡があり、その巨大な崖はとても印象的でした。

巨大な崖はとても印象的

また、日本寺大仏という大きな仏像もありました。

日本寺大仏

さらに、山頂には絶壁に突き出た展望台があり、スリル満点で刺激的な体験ができました。

山頂には絶壁に突き出た展望台
山頂には絶壁に突き出た展望台

また、富山のトレッキングもお勧めします。富山展望台からは富士山や湾の景色が一望できました。

富山のトレッキング

一晩を海岸で過ごすこともお勧めします。富士山と湾に沈む美しい夕日を眺めることができ、魔法のような瞬間です。

富士山と湾に沈む美しい夕日


- 伊豆半島への旅行


伊豆半島への旅行では、横浜から車での長距離ドライブを楽しみました。


第一に河津七滝を訪れました。ここでは、壮大な滝の美しさを堪能し、大自然の中でリフレッシュすることができました。

河津七滝
河津七滝

その後伊東市で一泊し、温泉街で温泉に浸かり、旅の疲れを癒しました

伊東市

次の目的地の城ヶ崎海岸では、荒々しい海と険しい岩場が織りなす壮大な景色に圧倒されました。吊り橋を渡るときのスリルと、橋の上から見る海の美しさは、忘れられない体験でした。

城ヶ崎海岸
城ヶ崎海岸
吊り橋
吊り橋

海風を感じながらの爽快な海岸沿いドライブを楽しみました。道中に見える絶景に心が癒されました。

海岸沿いドライブ


- 滋賀県と名古屋の間への旅行


まず、「養老天命反転地」を訪れました。この公園は、アートと建築が融合した不思議な空間で、別世界に迷い込んだかのような体験ができました。斬新なデザインとインタラクティブな要素が満載で、Instagramにぴったりの写真が撮れるスポットです。

養老天命反転地
養老天命反転地

次に、彦根城を訪れました。城を見学し、歴史的な展示物を通じて、日本の豊かな文化と歴史を学ぶことができました。また、城からの見事な琵琶湖の景色も楽しめました

彦根城
城からの見事な琵琶湖の景色

安土城跡も訪れ、石垣や遺跡を歩きながら、戦国時代の雰囲気に浸ることができました。

安土城跡

復元模型を見ることができる博物館もあり、非常に興味深かったです。特に、安土城の独特な六角形の天守閣のデザインに感銘を受けました。赤と金の豪華な装飾が施され、他の日本の城とは一線を画すスタイルでした。

独特な六角形の天守閣のデザイン

ここで織田信長が日本の伝統を革新する異なるスタイルを感じることができました。


安土旅の際に、有名な赤いこんにゃくを味わいました。通常のこんにゃくよりも風味が強くてとても美味しかったです。


その後は名古屋も訪れました。名古屋城や螺旋状のモード学園スパイラルタワー、そして有名な大須観音寺院を見学しました。また、名古屋朝食文化や地元の名物料理であるうなぎもでら楽しみました。


ちなみに、名古屋がこんなに大きな都市だとは全く知りませんでした。名前は聞いたことがありましたが、その規模や大きさを想像することはできませんでした。地球の反対側にいると、こうしたことには気づかないものですね。



結論


この期間を振り返って記事を書いていますが、実は当時、コロナウイルスの影響で孤独や閉鎖感に悩まされ、人生に対してあまり満足していない時期でした。そんな中、横浜に行くことができたのは本当に幸運でした。


両親の会社が飛行機代を負担してくれたこともあり、両親が現地にいて迎えてくれたことも大きかったです。これらの条件が整っていたからこそ、この素晴らしい都市を発見し、楽しむことができました。コロナウイルスの影響で人が少ない中での旅行は、非常に特別なものでした。


この6ヶ月間の間に、何度も横浜ランドマークタワーの前を通り過ぎていたのに、展望台に上がれることを知りませんでした。実際にそれを知ったのは、秋田でのセメスターを終えて横浜を再訪した際に初めて展望台の存在を知りました。その時は迷わず展望台に上がることに決めました


展望台からの景色は本当に素晴らしく、すべての思い出がよみがえりました。早朝に横浜を探索し始めた頃のこと、いろんな場所を歩いたことを思い出しました。展望台から見える景色を通して、自分の歩んできた道を追体験しているようでした


どこに行ったか、どんな風景を見たか、海や富士山、そして東京まで見渡せるその景色は、心に響きました。過去を振り返りながら、自分がどれだけこの街を愛しているかを再確認しました

横浜ランドマークタワーの展望台
横浜ランドマークタワーの展望台

この記事を締めくくるにあたり、横浜への感謝の気持ちを表したいと思います。


横浜で過ごした数ヶ月間は、日本との再接続の時間でした。


横浜、ありがとう。

この素晴らしい時期を与えてくれて永遠に感謝しています!



横浜で過ごした数ヶ月:理想的でモダンな都市の体験 - Marc

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